一定の静磁場中におかれたスピン系のエネルギー準位が,ゼーマン効果によって分裂しているとき,スピン系は分裂したエネルギー差に相当する周波数の電磁波に共鳴して,電磁波のエネルギーを吸収する.104 G 程度の磁場のもとでは,電子スピンによる電子スピン共鳴はマイクロ波の領域で起こり,核スピンによる核磁気共鳴は,数十 MHz 程度の短波領域で起こる.相互作用する2種類のスピン系が共存する場合に起こる二重共鳴の現象もある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...