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セミ・ドキュメンタリー映画 セミドキュメンタリーえいがsemi‐documentary film

世界大百科事典 第2版の解説

セミドキュメンタリーえいが【セミ・ドキュメンタリー映画 semi‐documentary film】

第2次世界大戦直後に大流行したアメリカの記録映画タッチの作品群に対する名称で,命名者はルイ・ド・ロシュモントLouis de Rochemont。第2次大戦中,雑誌《タイム》の製作・提供で,記録映画やニュース映画を再編集した時事解説用ドキュメント・シリーズ〈ザ・マーチ・オブ・タイム〉を作っていたロシュモントは,戦後映画界に入ると,この経験を生かして,記録映画と劇映画を融合する形式を考え,製作に乗り出した。

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世界大百科事典内のセミ・ドキュメンタリー映画の言及

【スリラー映画】より

…スリル,サスペンス,ショックを意図してつくられる映画の総称で,一つのジャンルとして定着するまでは,〈サスペンス・フィルムsuspense film〉〈ショッカーshocker〉などともよばれた。第2次世界大戦中から戦後にかけての1940年代に,犯人捜索や事件解決をめぐる推理的興味よりも人物の行動や環境を〈ハードボイルドhard‐boiled〉とよばれる非情なスタイルで描写して不安や緊張をもり上げるスリラー小説が流行したが,それを反映して〈探偵映画detective film〉の原型の一つといわれるレーモンド・チャンドラー原作の《三つ数えろ》(1946)がつくられ,〈スリラーthriller〉ということばが映画にもつかわれるようになったといわれる。…

【ドキュメンタリー映画】より

…日本では〈記録映画〉という訳語も一般化している。映画での〈ドキュメンタリー〉という呼称は,そもそもアメリカの記録映画作家ロバート・フラハティがサモア島の住民の日常生活を記録した映画《モアナ》(1926)について,イギリスの記録映画作家であり理論家であるジョン・グリアソンJohn Grierson(1898‐1972)が,1926年2月の《ニューヨーク・サン》紙上で論評したときに初めて使ったことばで,それまでは〈紀行映画travel film(travelogue)〉を指すことばだったフランス語のdocumentaireに由来している。…

※「セミ・ドキュメンタリー映画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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