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ソウシハギ そうしはぎ Scrawled filefish

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知恵蔵miniの解説

ソウシハギ

フグ目カワハギ科の海水魚。全長50~100センチメートル。長楕円形で平べったく、体色は灰色に黄色がかかった色で、体全体に黒い斑紋と青い波状の線があり、団扇のような大きな尾鰭を持つ。世界中の熱帯海域に生息し、日本では沖縄から和歌山県の南の海域が生息域だったが、2005年頃より日本全域で見られるようになった。フグの70倍とも言われる猛毒「パリトキシン」を内臓に含んでいる。この魚による死者の報告はないが、毒のある部分を食すると、重篤な場合は十数時間から数日で死に至る。そのため本魚が発見された場合、その地区の自治体は、絶対食さないよう注意を喚起している。

(2013-8-21)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソウシハギ
そうしはぎ / 草紙剥
[学]Aluterus scriptus

硬骨魚綱フグ目カワハギ科に属する海水魚。本州中部以南の各地と世界中の熱帯海域に分布する。体は強く側扁(そくへん)し長楕円(だえん)形。腹びれ後端に突起がなく、背びれ棘(きょく)は目の中央上にあり細く弱い。全長は1メートルに達する。体色は灰色の地に不規則な青色線が散在する。尾びれは頭長よりも長い。幼魚のときには海藻の間に倒立し、色も緑色でみごとな擬態をする。肝臓と消化管内容物にイワスナギンチャクに由来する毒をもつ。同属のウスバハギは群れを形成するが、本種は単独でいることが多い。[松浦啓一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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