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タグラグビー たぐらぐびーtag rugby

知恵蔵の解説

タグラグビー

これまで様々にその形を変えて普及・発展してきたラグビーであるが、近年、激しいぶつかり合いの要素を排除した、より安全で誰にでも手軽に楽しめるノンコンタクトのラグビーゲームが次々と普及し始めた。その代表的なものの1つはタックルの代わりにタッチを使うタッチラグビーであり、もう1つはタグラグビーである。特にタグラグビーは、日本ラグビーフットボール協会が1997年から積極的に普及に努めているゲームで、腰につけたビニール製のリボン(タグ)を取り合うことでタックルの代わりとなり、相手の前進を止めることができる。2005年からサントリーカップ(全国小学生タグラグビー選手権)も開催されている。他に、ビーチ・タッチフットボールもノンコンタクトのラグビーゲームとして全国的に盛んで、関東大会や九州大会などの予選大会から全国大会まで毎年開催されている。

(中川昭 筑波大学(体育科学系)教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

タグラグビー

タグと呼ばれるひもを腰の左右につけ、ボールを持った選手が相手にタグを奪われないようにしながらパスをつなぎ、トライをめざす。ラグビー同様、パスは後ろにするが、タックル、スクラムは禁止され、子どもや初心者でも危険が少ない。今大会は1チーム5人、コートは縦40メートル、横30メートル。

(2017-02-17 朝日新聞 朝刊 福岡・1地方)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

デジタル大辞泉の解説

タグ‐ラグビー(tag rugby)

子供や初心者、レクリエーション向けの簡易ラグビー。タックルスクラムなどの激しい身体接触がなく、ボールを持った者が腰の両脇に付けた帯状の布(タグ)を取られるとパスしなければならない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タグラグビー
たぐらぐびー
tag rugby

ラグビーのルールをもとに、相手をつかむ、ぶつかりあうなどの体の接触や、ボール(ラグビーと同じ楕円(だえん)形のもの)を蹴(け)ることをなくし、安全に競技できるようにした球技。競技者は腰ベルトの両側にタグとよばれる細長いひもを面ファスナー(ワンタッチテープ)でつけて垂らす。このタグを奪うことが、ラグビーで攻撃を止めるタックルのかわりになる。イギリスで考案され、海外ではラグビー選手の練習から子供のレクリエーションまで幅広く競技として行われている。日本では、2011年(平成23)から小学校の学習指導要領解説書に球技の一つとして取り上げられている。
 競技は1チーム4~5人ずつに分かれ、真横か後方の味方へパスを回しながら走り、相手の陣地の最後方にあるインゴールというゾーンへボールを接地させると1点を得ることができる。得点したら攻守を切り替えて再開する。また、ボールを持って走っているとき、守備のプレーヤーにタグをとられたら、とられた位置から3歩以内にパスをしなくてはならない。タグをとられたプレーヤーはタグを受けとってベルトに取り付けるまでは競技に参加できない。タグを4回とられた時点で攻守交代する。体の接触はタグをとりにきた手を払うことさえ禁止されており、反則があったときは、その位置から相手チームのフリーパスによって再開する。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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