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チリモ(塵藻) チリモDesmidium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チリモ(塵藻)
チリモ
Desmidium

緑藻類接合藻類ツヅミモ科。淡水産の微小の藻類。細胞のひとつひとつはツヅミモ (鼓藻) などと同様,上下の2半球からできているが,多数強靭な連鎖糸となって浮遊生活をしている。日本では数種が知られている。 (→デスミッド )

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世界大百科事典 第2版の解説

チリモ【チリモ(塵藻) desmid】

細胞が鎖状に連結してできた糸状群体性の接合藻の1属で,体は分枝がなく,らせん状にねじれ,周囲は厚い寒天状物質でおおわれる。個々の細胞は,縦より横幅の広い三角柱または四角柱状で,中央に湾部と呼ぶ浅いくびれをもつ。無性生殖は湾部を通る二分裂による。有性生殖では,接近した2個の糸状体の各細胞からのびて連結した接合管に,細胞内容が移動して接合が行われる。チリモ属は広く淡水に生育し,日本では5種が知られる。この属を基本属とするチリモ科Desmidiaceaeは,単細胞または群体性糸状体で,細胞壁は2層またはそれ以上からなり,細かい小孔をもち,外表に種々の模様をもつことで特徴づけられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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