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ツノモ(角藻) ツノモCeratium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ツノモ(角藻)
ツノモ
Ceratium

鞭毛生物,渦鞭毛藻目ムシモ科。ツノオビムシともいう。淡水産,汽水産,海産のものが知られている。浮遊生活をする。各細胞は十数枚の殻片に囲まれ,各片には網目模様がみられる。頂に1本,下方に3本の角を突出する。しばしば下方の3本が湾曲して上方に向うものもある。また殻片のつくる溝には鞭毛があり,その運動で遊泳する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ツノモ【ツノモ(角藻) Ceratium】

ひし形,碇形または線条に近い形の渦鞭毛藻の1属で,体の全面は鎧板におおわれる。多くの種類では,上殻は上方に単一の突起として長くのびるのに対し,下殻は2本ないし3本の角状の突起を発達させる。この属は形態のちがいにより,四つの亜属に分類される場合が多い。すなわち,下殻の角状突起が後方に伸び,体形がひし形に近いBiceratium亜属,下殻の角状突起が左右に伸び,体形が碇形のOrthoceratium亜属,全形は線条で,体長が体幅の10倍以上になるAmphiceratium亜属,および上殻が円盤状にふくれ,角状突起のないArchaeoceratium亜属である。

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