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ティモン Timōn

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大辞林 第三版の解説

ティモン【Timōn】

前325頃~前235頃) 古代ギリシャの思想家。プリウス出身。ピュロンの弟子で、古懐疑派。風刺詩「シロイ」によって哲学者たちの独断を嘲笑した。

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百科事典マイペディアの解説

ティモン

古代ギリシアの哲学者。フリウスの人。懐疑派の一人。エリスピュロンの弟子で,《風刺詩》《感覚について》などを残した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ティモン
てぃもん
Tmn
(前320ころ―前230ころ)

プリウス(ペロポネソス半島)出身の古代ギリシアの懐疑派の哲学者。3巻の風刺詩で、クセノファネスピュロンピロン)を除くギリシア哲学者をののしった。ピュロンの熱烈な信奉者で、その著書によってピュロンの名声は全ギリシアに広まった。感覚と知性の協働によって真理が知られるとする考えに反対して、その協働は感覚と判断の誤謬(ごびゅう)を増大させるだけとした。そこで、なにものにも積極的にはくみしない判断中止から、その影のごとく心の煩いのない平静さが出てくると考えた。実生活では師のピュロンほど禁欲的ではなかった。[山本 巍]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のティモンの言及

【懐疑論】より

…古代の懐疑派は通常三つの時期に区別される。初期にはピュロン(その名に由来するピュロニズムは懐疑論の別名となった)とその弟子ティモンTimōnがおり,彼らは何事についても確実な判断を下すのは不可能であるから,心の平静(アタラクシア)を得るためには判断の留保(エポケー)を実践すべきことを説いた。中期はプラトンゆかりの学園アカデメイアの学頭であったアルケシラオスArkesilaosとカルネアデスKarneadēsに代表される。…

※「ティモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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