テリトリー制(読み)テリトリーせい(その他表記)territorial restriction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テリトリー制」の意味・わかりやすい解説

テリトリー制
テリトリーせい
territorial restriction

メーカーが流通業者の販売地域を指定する制度で,メーカーの流通系列化の一手段。これによって流通業者の小売業者に向けた過度の競争を抑制し,流通機能を地域間で合理的に配置し,アフターサービスなどの必要サービス体制を確立できるなど,メーカーの流通の効率化が図れる。卸売段階では,家庭電器,化粧品,合成洗剤,小売段階では自動車新聞などに見られる。テリトリー制には3つの形態がある。 (1) クローズド・テリトリーは,一定地域に一社しか流通業者を認めない場合であり,(2) オープン・テリトリーは,複数の流通業者を認める場合である。さらに (3) 営業拠点の設置場所を一定地域内に制限するロケーション制がある。特にクローズド・テリトリー制は,ブランド内競争を制限し,顧客制限効果が高いことから,独占禁止法では原則として違法とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東京都台東区の浅草寺の本尊である観世音菩薩の縁日のうち,特に多くの功徳が得られるとされる功徳日のことで,毎年 7月9,10日がその日にあたる。もとは「千日詣り」といい,本来はこの日に参詣すると 100...

四万六千日の用語解説を読む