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テロメア テロメア telomere

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テロメア
テロメア
telomere

染色体末端粒子。真核生物の染色体の末端部分にみられる塩基配列の反復構造をいう。 TTAGGGの配列が哺乳類で数百回,ヒトの生殖細胞では約1万 5000~2万塩基対も繰返されている。テロメア細胞分裂のたびに少しずつ短くなることから,染色体の複製に伴う損傷を防ぎ安定性を維持する働きをになう「あそび」の部分と考えられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

テロメア

染色体の末端にある染色体を保護する構造物。テロメアは細胞が分裂するたびに短くなっていく。ヒトの線維芽細胞を培養すると、およそ50回の分裂で増殖が止まってしまう。テロメアが短くなりすぎて、染色体を保護できなくなり、細胞が死ぬと考えられる。無限に分裂を繰り返すがん細胞や、生殖細胞などではテロメラーゼ(telomerase)という酵素があり、テロメアの短縮を防いでいる。一般に受精卵から成熟細胞になるにつれて、テロメラーゼの活性が低下していく。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

テロメア(telomere)

細胞の核にある染色体の末端領域のこと。単純な反復配列からなり、細胞分裂のたびに短くなり、細胞は50~60回しか分裂できない。反復数が次第に減少することが細胞老化に関係し、生体の老化との関連が示唆されている。また、テロメラーゼという酵素によって再び伸長される。末端小粒。→テロメラーゼセントロメア

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栄養・生化学辞典の解説

テロメア

 真核生物の染色体の末端にある特有のDNA塩基配列で,末端に繰返し配列で存在.細胞が分裂すると100塩基対ほどが失われることから,細胞の分裂回数の指標とされる.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

テロメア【telomere】

染色体の両端に見られる,一定の塩基配列の反復構造。染色体が無秩序に融合するのを防いでいると考えられる。細胞分裂にともない,次第に短くなる。

出典|三省堂
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