テーパー(読み)てーぱー(英語表記)taper

翻訳|taper

日本大百科全書(ニッポニカ)「テーパー」の解説

テーパー
てーぱー
taper

細長い物の径、幅、厚みが長さに比例して先細りになっていることで、その両側の側面の角度は同一になる。たとえば、100分の1のテーパーであれば、100ミリメートルあたりに直径、幅、厚みが1ミリメートル小さくなり、この時の片側の傾きは、200分の1となる。この片側の傾きのことを勾配(こうばい)とよぶ。つまり、勾配は、物体の片側にどの程度の角度がついているかであり、反対側の角度とは、無関係に、その面の傾斜角度の大きさを表していることになる。軸などでは、ある部分からその直径がしだいに小さくなっているようなとき、テーパーがついているという。先細(さきぼそ)にしたねじテーパーねじ、先細のリーマーテーパーリーマー、先細のピンテーパーピンという。このようなテーパーは、2要素を結合する際の両者の芯出し(二つ以上の軸部品を結合する際、それぞれの回転軸芯の位置があうよう、軸の位置を調整する作業。心出しとも表記する)、位置決め、結合力の保持などの目的で、機械部品に設けられる。

[中山秀太郎・清水伸二]

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デジタル大辞泉「テーパー」の解説

テーパー(taper)

相対する面が対称的に傾斜している円錐状の部分。また、円錐のように、先細りの形になっていること。「テーパーねじ」

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精選版 日本国語大辞典「テーパー」の解説

テーパー

〘名〙 (taper) 円錐状の棒材で先端にいくにしたがって断面が小さくなっていること。また、その部分、勾配。

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