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デビッド・ビントレー でびっど・びんとれー David Bintley

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知恵蔵2015の解説

デビッド・ビントレー

新国立劇場舞踊部門芸術監督バーミンガムロイヤルバレエ芸術監督。振付家。1957年9月17日生まれ。イギリス北部、ハダーズフィールド出身。
共に音楽教師である両親のもとに生まれ、10歳からジャズダンス、タップダンス民族舞踊キャラクターダンスと様々なタイプダンスレッスンを受ける。14歳ごろからバレエに専念。16歳で、イーゴリストラビンスキー作曲の「兵士の物語」を振り付け、舞台化した。
74年、ロイヤル・バレエ・アッパースクール入学。ダンサーとしての訓練を受けながら振り付けも続ける。76年に、サドラーズ・ウェルズ・ロイヤルバレエ(SWRB)に入団。ドラマ性がありイギリスを代表する振付家アシュトンマクミランの作品のキャラクターダンサーとして注目を集める。特にアシュトンの「リーズの結婚」の母親シモーヌ、「シンデレラ」の義姉など女性の役を男性が存在感たっぷりに踊るもので評価が高い。
83年、SWRB常任振付家に、85年には、ロイヤルバレエ(ロンドン・コベントガーデン)に移籍。その後、人気作品を立て続けに発表した。「ペンギンカフェ」(88年)に続き、イギリス北部出身の靴職人に関するコメディーバレエ「ホブソンの選択」が、20年以上前のアシュトンの「リーズの結婚」以来と言われる大喝采を受けた。
93年にロンドンを離れ、ミュンヘンシュツットガルトサンフランシスコ等、海外のバレエ団に振り付ける。95年、SWRB(90年にバーミンガム・ロイヤルバレエと改名))に招かれ芸術監督に就任。
シェークスピアに代表される演劇の伝統を持つ英国らしい全幕物語バレエを数多く創作し得意とする彼だが、現在は並行してウイットの利いたジャズバレエ3部作なども振り付けている。
2006年、「カルミナ・ブラーナ」上演のために日本の新国立劇場バレエ団に招かれ大成功。翌年の「アラジン」の創作の委嘱を受け、豪華で老若男女を問わず楽しめる物語バレエを仕上げた。10年秋から同団の芸術監督に。バーミンガムとの兼務を心配する声も上がるが、逆に両バレエ団の協力体制への期待もかかっている。

(菘(すずな)あつこ  フリーランス・ライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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