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アシュトン アシュトンAshton, Sir Frederick

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アシュトン
Ashton, Sir Frederick

[生]1904.9.17. グアヤキル
[没]1988.8.18. サセックス
イギリスの振付師舞踊家バレエシェークスピアともいわれた巨匠。 L.マシーン,M.ランバートに師事し,1926年『流行の悲劇』で初めて振付を行う。いくつかの作品を作ってのち,ビック・ウェルズ・バレエ団 (のちのロイヤル・バレエ団) の終身振付師となり,『妖精の接吻』 (1935) ,『スケートをする人々』 (37) などを発表。その後も『シンフォニック・バリエーション』 (46) ,『シンデレラ』 (48) ,『オンディーヌ』 (58) ,『二羽の鳩』 (61) など短編・長編合せて 80以上の作品を振付け,また客員振付師として多くのバレエ団に作品を提供した。 N.ド・バロアの跡を受継いで,ロイヤル・バレエ団の芸術監督に就任 (63~70) 。 62年にはバレエ界で初めてナイトの称号を受けた。代表作はほかに『夢』 (64) ,『モノトーンズ』 (65,66) など多数。日本では映画『ホフマン物語』 (50) や『ピーター・ラビット』 (71) の振付師として知られている。

アシュトン
Ashton, Thomas Southcliffe

[生]1889.1.11. ランカシャー
[没]1968.9.22.
イギリスの経済史家。マンチェスター大学卒業。 1944~54年ロンドン大学教授。専門はイギリス 18世紀。産業革命については連続説の立場をとる。個別産業では鉄工業,石炭業にすぐれた研究がある。著書『産業革命』 The Industrial Revolution1760-1830 (1948) など多数。

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百科事典マイペディアの解説

アシュトン

英国の舞踊家,振付家。エクアドルに生まれ,ロンドンでマシン,M.ランバート,ド・バロアらにバレエを習う。1926年《ファッションの悲劇》で初めて振付を手がける。

アシュトン

英国の経済史学者。マンチェスター大学で学び,シェフィールドバーミンガム,マンチェスターの各大学で講師を歴任したあと,1944年にロンドン大学経済史教授となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

アシュトン【Frederick Ashton】

1904‐88
イギリスのバレエ振付師。エクアドル生れ。1917年ペルーでA.パブロワを見て,舞踊家になる決意をし,故国ロンドンでマシーン,ド・バロアに学び,以後舞踊家,振付師として活躍した。63年よりローヤル・バレエ団のディレクター兼主席振付師となった。おもな振付作品には《シンデレラ》(1948),《ドリーム》(1954),《オンディーヌ》(1958),《リーズの結婚》(1960)などがある。1961年ローヤル・バレエ団とともに来日。

アシュトン【Thomas Southcliffe Ashton】

1889‐1968
イギリスの経済史学者。シェフィールド,バーミンガム,マンチェスター各大学を経て,1944年からロンドン大学教授。もともと金融論の専門家であったが,G.アンウィンの影響をうけて歴史研究に向かう。産業革命の経営史的研究を前提に,産業革命の断絶(革命)説に対する連続説,生活水準論争では楽観説をとなえ,50年代になると利子率の変動を軸にした18世紀景気変動論を展開した。【川北 稔】

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367日誕生日大事典の解説

アシュトン

生年月日:1889年1月11日
イギリスの経済史家
1968年没

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世界大百科事典内のアシュトンの言及

【産業革命】より

… しかし,資本主義世界が相対的に安定した1920年代になると,産業革命がもたらした現代社会への肯定的姿勢が強くなり,近代経済学的な発想法の影響もあって,〈楽観説〉が成立する。実質賃金統計などを作成してみると,労働者の生活水準は,産業革命期にもむしろ上昇しているとするこの立場は,J.H.クラッパムによって整えられ,T.S.アシュトンらに受け継がれて,欧米では通説の位置を占めた。産業革命前の社会も,悲観説が想定したほどのパラダイスではなかったし,〈産業革命〉と呼ばれている現象自体,数世紀にわたる連続的な変化の集合であって,短期の〈革命〉的激変などではない,というのが楽観説派の立場である。…

※「アシュトン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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