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カルミナ・ブラーナ

百科事典マイペディアの解説

カルミナ・ブラーナ

〈ボイエルンの歌〉を意味するラテン語。ラテン語による中世ヨーロッパアンソロジーの13世紀ころの手写本で,1803年にミュンヘン南のベネディクトボイエルン修道院で発見された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カルミナ・ブラーナ
かるみなぶらーな
Carmina Burana

中世の放浪歌人集。1803年ミュンヘン近郊ボイエルンのベネディクト派修道院で発見され、その地名にちなんで『カルミナ・ブラーナ』(ボイエルン歌謡集)と名づけられた。大部分はラテン語で書かれ、詩人たちの名は不明であるが、古典的教養を備えた遍歴の学僧や学生たちとされている。内容的には、(1)道徳的風刺詩、(2)春、愛、酒、賭(か)け事の歌、(3)宗教歌、(4)宗教劇、に分類される。その魅力は、教会と僧侶(そうりょ)の堕落に対する批判、自由奔放な生活や恋愛の謳歌(おうか)にある。近時この歌謡の声価を一段と高めたのは、カール・オルフがこの作品に基づいて作曲した同題の舞台音楽(1937初演)であろう。[尾崎盛景]

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