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イーゴリ Igor’

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世界大百科事典 第2版の解説

イーゴリ【Igor’】

?‐945
キエフ大公。在位912‐945年。リューリク朝の事実上の開祖。年代記ではリューリクの子となっているが,年が開きすぎる。大公オレーグの後を継ぎ,東スラブ諸族を従え,913,943年にカフカス遠征。941年のビザンティン遠征は〈ギリシアの火〉に攻められて失敗したが,944年の再遠征でロシアの使節,商行為についてビザンティンと条約を結び,相互軍事援助を約した。またペチェネグ人と初めて衝突し,5年の休戦条約を結んだ。

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世界大百科事典内のイーゴリの言及

【キエフ・ロシア】より

…キエフの支配者アスコリドとジール(兄弟の公)による860年のコンスタンティノープル攻撃の遠征は,ビザンティンの人びとにも強い印象を残した。北のノブゴロドには,スラブ人の公ワジムを征して権力を握ったノルマン人の伝説的首長リューリクがいたが,その死後,遺児イーゴリを奉じた従士団の長オレーグ(在位882‐912)の軍勢が南下進攻を始め,アスコリドとジールを倒して都市国家キエフの支配者となった。これが882年のことであり,北のノブゴロドと南のキエフは,名目上は単一のリューリク朝君主の共通の支配下に入り,ここに全ロシア的なキエフ・ロシアが誕生するのである。…

※「イーゴリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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