百科事典マイペディア 「ナクソス」の意味・わかりやすい解説 ナクソス[島]【ナクソス】 エーゲ海中央部,ギリシアのキクラデス諸島中最大の島。東部は山地だが西部は平野部で,大理石,ブドウ,オリーブを産する。神話ではテセウスがアリアドネを置去りにした地。古代ギリシアではディオニュソス信仰の中心。1207年にベネチア領となり,繁栄。16世紀後半からギリシア独立までトルコ領。中心都市はナクソス。428km2。約1万4000人(1990)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナクソス」の意味・わかりやすい解説 ナクソスNaxos シチリア島における最初の古代ギリシアの植民市 (アポイキア ) 。前 735年頃ハルキスによって島の東岸,現タオルミナの南方に建設された。前 461年以降,アテネやレオンチノイと結んでシラクサに対抗したが,前 403年にはシラクサのディオニュシオス1世によって破壊され,領土はシケルス人に与えられた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報