ナコーンシータマラート

百科事典マイペディアの解説

ナコーンシータマラート

タイ南部,マレー半島基部のタイランド湾岸にある港湾都市。旧名リゴールLigor(六昆)。海産物,コプラ,ゴム,スズなどを輸出する。銀象嵌細工,影絵芝居(ナン)の人形などの伝統工芸品の生産も盛ん。ワットマハータートなどの古い寺院がある。リゴールはスコータイ朝,アユタヤ朝,バンコク朝の朝貢国であった。また,山田長政はこの地の国守に任ぜられてここで没した。26万9433人(2006)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナコーンシータマラート【Nakhon Si Thammarat】

タイ南部にある同名県の県都。人口11万2000(1990)。マレー半島東岸,タイ(シャム)湾に面し,海岸線に並行する浜堤の上に位置する。周辺の平地では稲作が行われ,果樹栽培も盛んである。丘陵地にはゴム園が広がっている。銀象嵌細工(ニエロ)はこの地域に古くから発達した伝統工芸である。伝統芸能としては影絵芝居(ナン)が有名で,水牛の皮で作られる影絵人形の生産が盛んである。ナコーンシータマラートは古くスリウィジャヤ王国時代から重要な位置を占め,外国にはリゴールLigor(六昆)として知られていた。

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