ネオンランプ(その他表記)neon lamp

改訂新版 世界大百科事典 「ネオンランプ」の意味・わかりやすい解説

ネオンランプ
neon lamp

主としてネオンガスのグロー放電の負グローによって,黄赤色に発光する放電ランプ。透明なガラス球内に棒状,円板状など種々な形状の対向電極を1mm前後の短い間隔で封じ込め,数mmHg~数十mmHgのネオンガス(微量アルゴン混入)を封入してある。小型で消費電力がきわめて小さく,長寿命で,使用電圧範囲が広いので,効率は平均0.3lm/Wと低いが,表示灯および検電器用として使用された。最近は発光ダイオードに置き換えられつつある。
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百科事典マイペディア 「ネオンランプ」の意味・わかりやすい解説

ネオンランプ

ネオンガスの陰極グローの黄赤色の光を利用する電球。ガラス球内に低圧ネオンガスを封入し,接近して設けたらせん状,円板状等の電極間で放電させる。消費電力が少なく,終夜灯,表示灯,微電流検出,ストロボスコープ等に利用される。
→関連項目放電灯

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネオンランプ」の意味・わかりやすい解説

ネオンランプ
neon lamp

ネオンを 10~15mmHgの低圧で封じ込めた電球で,グロー放電を起させてネオン特有の赤色光を発する。消費電力が少く,色が目立つので,パイロットランプなどによく使われる。

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