…この定義によれば-符号あたりの平均情報量Hはとなり,熱力学でいうエントロピーと同じ形をしているので〈エントロピー〉と呼ばれる。ただし熱力学の場合と異なり負号がついているので〈負エントロピー(ネゲントロピーnegentropy)〉ということもある。統計力学でいうエントロピーが〈無秩序性の測度〉であるのに対し,情報のエントロピーは負なので情報は〈秩序性の測度〉といってもよい。…
※「ネゲントロピー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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