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ネコ[2世] Necho II

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世界大百科事典 第2版の解説

ネコ[2世]【Necho II】

古代エジプト第26(サイス)王朝第2代の王。在位,前609‐前594年。その治世初めはアッシリア帝国の没落期にあたり,メギドの戦でユダ王ヨシヤを破り,ユーフラテス川付近まで軍を進めてかつてのエジプト帝国を一時再現した。しかし新興の新バビロニア王国の王子ネブカドネザルカルケミシュに戦って完敗しアジア領を失った。同王子が父王の死によって本国に引き揚げたためエジプト本土を保つことができたが,こののちはアジアへの領土的野心を捨てて貿易に専念した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のネコ[2世]の言及

【アフリカ探検】より

…プントの国はソマリアの一角と考えられている。前7世紀の第26王朝ネコ2世はフェニキア人を雇ってアフリカ周航をさせた,と前5世紀のヘロドトスは記している。内陸部への進出はナイル川をさかのぼって行われた。…

【スエズ】より

… 古代から地中海と紅海を結ぶ航海ルートの重要性は注目され,ナイル川を経由して二つの海を結ぼうという運河建設の試みは何度も行われ,古代エジプト時代の記録にも残っている。第26王朝(前663‐前525)のネコ2世の時代にはデルタ地帯のナイル川支流に面したブバスティスの町から紅海までの運河建設が計画され,その後アケメネス朝ペルシアのダレイオス1世が完成させ,現在でもその運河跡が残っている。ローマ時代にも改修工事が行われて使用されていたが,やがて土砂の堆積によって荒廃してしまった。…

※「ネコ[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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