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ネコ2世 ネコにせいNecho II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネコ2世
ネコにせい
Necho II

古代エジプト第 26王朝3代目の王 (在位前 610~595) 。プサムティク1世の子。新興の新バビロニアに敗れたアッシリアを救援するために軍を進め,新バビロニアの同盟国ユダの王ヨシヤメギドの戦いで殺し,エホアハズ王を退位させパレスチナに足場を築いたが,前 605年カルケミシュの戦いで新バビロニア王ナボポラッサルの息子ネブカドネザル2世に大敗を喫した。前 601年にはエジプト本土をも攻撃されたが,このときは敵を撃退。シリアとパレスチナで反バビロニア勢力の拡充をはかった。しかし彼自身は敗戦に懲りて再びエジプトを出ようとはしなかった。古代ギリシアの歴史家ヘロドトスによれば彼はアフリカ一周の遠征航海を実現させた。また紅海とナイル川を結ぶ運河の建設を試みたが,神託に従って中止したという。

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