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よしや

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

よしや

?-? 琉球の歌人。
18世紀初めの平敷屋朝敏(へしきや-ちょうびん)作「苔(こけ)の下」に主人公「遊女よしや君」としてえがかれるが,伝説的な存在で,経歴は不明。8歳のとき那覇(なは)の遊郭にうられ,悲恋のため絶食して18歳の生涯をとじたという。恨みや望郷の思いをうたい,恩納(おんな)なべとともに代表的な琉球歌人とされる。吉屋チルーともよばれる。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

よしや

生年:生没年不詳
近世琉球の伝説的な女性琉歌人。平敷屋朝敏の擬古文物語「苔の下」の女主人公「よしや君」という遊女に由来する。物語では恋人の某の按司(豪族)と添えず,黒雲殿という金持ちに身受けされたが,ついに不食の病(断食)で死んでいる。これをもとに,口承性の強い琉歌を引きつけながら物語がひとり歩きしたもので,沖縄本島北部の農村の出身で,8歳のときに那覇の遊郭に売られたとか,恋人の某按司も仲里按司となって芝居に仕組まれ,しだいにイメージが鮮明になり,明治期の写本によると,尚質3(1650)年に生まれ,同21年に死んだことになっている。

(池宮正治)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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