ノーダン(英語表記)Naudin, Charles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノーダン
Naudin, Charles

[生]1815.8.14. オータン
[没]1899.3.19. アンティーブ
フランスの植物学者,園芸家。オシロイバナなど数種の植物について交雑研究を行い,1856~65年にかけてその結果を発表。雑種第1代は一様にどちらか一方の親だけに似ること,2代目になるともう一方の親に似るものも出てくることを明らかにした。生殖の過程を通じて両親から伝えられた因子の働きによって子孫の性質が決定されると考え,因子同士の競合によってそれらの現象を説明している。彼はまた,植物体を部分が組合わさってできているものとみなし,個々の部分の性質がそれぞれ因子によって決定されると解釈した。このような理論を立てたノーダンは,G.メンデルの先行者たちのうちで最もメンデルに近いところにまで到達していたと評価されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ユニコーン企業

企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、非上場のベンチャー企業を指す。ベンチャー企業への投資を専門的に行う投資会社を「ベンチャーキャピタル(venture capital)」と呼ぶが、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android