ハウザー食(読み)ハウザーしょく

精選版 日本国語大辞典 「ハウザー食」の意味・読み・例文・類語

ハウザー‐しょく【ハウザー食】

  1. 〘 名詞 〙 ( ハウザーはHauser ) 健康食の一つアメリカのハウザーが提唱した一種栄養食事法。毎日の食事に醸造酵母、小麦胚芽、脱脂乳ヨーグルト、粗糖蜜の五つ食品を加えるようにすれば良質のたんぱく質ミネラル補給ができるので健康で長生きできると説く。
    1. [初出の実例]「朝はハウザー食まがいに、生野菜のジュースとトーストで」(出典:四角な卵(1954)〈永井龍男〉濡れた顔)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハウザー食」の意味・わかりやすい解説

ハウザー食
はうざーしょく

アメリカのハウザーG. Hauserが推奨した健康食事法。毎日の食事に醸造酵母、小麦胚芽(はいが)、脱脂乳、ヨーグルト、粗糖蜜(とうみつ)の五食品をかならず加えることを特色とする。日常の食事に不足しやすいビタミン、ミネラルなど微量栄養素を補給することを目的としている。若さの源泉はよい栄養にあるという考えから、中高年者の若返りのための食事法として考案されたものである。

[宮崎基嘉]

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