コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハナゴケ(花苔) ハナゴケCladonia rangiferina; reindeer moss

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハナゴケ(花苔)
ハナゴケ
Cladonia rangiferina; reindeer moss

ハナゴケ科の代表的な地衣類。クラドニアともいう。体は平らないわゆるコケ状にならず,3~10cmの軸を生じその一側にかたよって多数の分枝を出し地上に立上がる。ひとつひとつは樹状であるが,全体としては枝が互いにからみ合って絨毯状になる。軸状の茎は子器柄で,各枝の先端に子器を生じる。中空でときに破れて孔が開く。軸の色は日陰では白ないし汚灰色,日当りがよければ帯黒色となる。子器は半球形で,暗褐色ないし黒褐色。各子嚢には8個の長卵形または楕円形の胞子を生じる。近似種には子器が黄褐色のワラハナゴケ C. sylvatica,日当りがよくても黒色を帯びないハナゴケモドキ C. mitisがある。なお,高山性のものにミヤマハナゴケ C. alpestrisがある。本種,近似種ともに世界各地に広く分布する。英名トナカイゴケの名があるようにトナカイの飼料となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ハナゴケ(花苔)の関連キーワードミヤマハナゴケ

今日のキーワード

スタットキャスト

大リーグの全30球場に高精度カメラやレーダーを設置し、ボールや選手の動きを細かく分析。走攻守全てで、これまで分からなかったデータを解析し、試合やチーム作りに生かせる。例えば投手では、投げる球種の回転数...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android