ハマゼリ(読み)はまぜり

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハマゼリ
はまぜり / 浜芹
[学]Cnidium japonicum Miq.

セリ科の越年草。根は多肉で太い。茎は基部で分枝して斜上し、高さ10~50センチメートル。葉は単羽状複葉で光沢があり、葉柄の基部は鞘(さや)状となる。8~10月、白色花を開く。果実は卵形で長さ約3ミリメートル、太い竜骨状の稜(りょう)があるのが特徴。海岸の砂地に生え、北海道から沖縄、小笠原(おがさわら)、および朝鮮半島、中国に分布する。ハマゼリ属はユーラシア大陸を中心に20種あり、日本には本種のみ分布する。[門田裕一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のハマゼリの言及

【センキュウ】より

…川芎は強壮・鎮痛作用があり,他の生薬と配合して婦人病,脳溢血,脳血栓による半身不随,高血圧や感冒などの頭痛,神経痛や関節リウマチに用いられる。 センキュウと同じ属のハマゼリC.japonicum Miq.は海岸に生える二年草で,葉は羽状に分かれ,やや肉質で光沢があり,茎は10~30cm,夏に白い小さい花を複散形花序につける。果実は球形で太い肋がある。…

※「ハマゼリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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