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ハンプトン・コート Hampton Court

世界大百科事典 第2版の解説

ハンプトン・コート【Hampton Court】

ロンドン南西郊,テムズ河畔にある旧イギリス王室宮殿。枢機卿ウルジーが建てた自邸(1515ころ起工)を,1526年国王ヘンリー8世に献上。30年代に王は西正面の南北翼屋,華麗なハンマー・ビーム天井をもつ大ホール,礼拝堂などを増築した。ジェームズ1世時代(1603‐25),《欽定訳聖書》の刊行を決定したハンプトン・コート会議がここで開催された。また,ピューリタン革命期にはチャールズ1世が一時ここに監禁され,共和政期にはO.クロムウェルの住いになったこともある。

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世界大百科事典内のハンプトン・コートの言及

【チューダー様式】より

…経済的繁栄に加えて大陸のルネサンスの気運が彼らの建築熱をあおり,大陸から芸術家を招来して,田園を背景とした居館の造営にあたらせた。その中でも異例の規模をもつものとして,ロンドン近郊テムズ川左岸のハンプトン・コートがある。イタリアの彫刻家ジュリオ・ダ・マイアーノの手になる豪奢なルネサンス装飾を施したこの館は,ルネサンス風室内装飾と,煉瓦積みの壁と煙突に表れたチューダー様式の混在を示している。…

※「ハンプトン・コート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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