バイシクルモトクロス(その他表記)bicycle motocross; BMX

デジタル大辞泉 「バイシクルモトクロス」の意味・読み・例文・類語

バイシクル‐モトクロス(bicycle motocross)

自転車競技種目の一。専用自転車ジャンプ台ヘアピンカーブバンクなど約400~600メートルの起伏に富んだコースを走り抜く競走BMX

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイシクルモトクロス」の意味・わかりやすい解説

バイシクルモトクロス
bicycle motocross; BMX

自転車で行なうモトクロスエクストリーム・スポーツを代表する自転車競技で,レースに使用される専用自転車そのものもさす。 1970年代初めにアメリカ西海岸で誕生した。競技は年齢別にクラス分けされ,最大8人が一斉にスタートして1周の着順を争う。 500m前後の起伏に富んだダートコースにジャンプ台,ヘアピンカーブ,バンクなどが人工的に設けられ,幅広タイヤと強固なフレームを備えた専用自転車を操るテクニックとスピードを競う。凹凸の激しいコースを走るため競技者は防護用のヘルメット,肩あて,膝あてなどを着用する。日本へは 1979年に紹介された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「バイシクルモトクロス」の意味・わかりやすい解説

バイシクル・モトクロス

1972年米国で生まれた自転車競技。日本には1979年に導入。〈BMX〉と略される。車輪の直径20インチ以下の自転車を駆使し,200〜390mのダートコースを周回し順位を競うもの。途中にジャンプ台やバンクやウォッシュ・ボード等が設けられており,技術も必要とされる。類似競技にアクロバット的テクニックを駆使し,回転したり曲乗りを披露するフリースタイルや,丸太,岩などを上り下りするバイシクル・トライアルなどがある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android