バサリ地方:バサリ-フラ-ベディックの文化的景観(読み)バサリちほう バサリフラベディックのぶんかてきけいかん

世界遺産詳解 の解説

バサリちほう バサリフラベディックのぶんかてきけいかん【バサリ地方:バサリ-フラ-ベディックの文化的景観】

2012年に登録された世界遺産(文化遺産)。セネガル南東部に位置するバサリ地方は、バサリ族・フラ族・ベディック族の3種族が居住する3つの地区で構成され、これらの地区が織り成す西アフリカ特有の文化的景観が、世界遺産に登録された。これらの地域では、11世紀以降、この地に定住を開始した3部族が、周囲の自然環境と融合する独自の文化と生活習慣を形成した。バサリ族の村落は、棚田稲穂、点在する村落などで構成され、ベディック族の村落は、わらぶきの尖った屋根を持つ小屋が密集した景観に特徴がある。彼らの文化的表現には、農業牧畜兼業、社会的・儀式的・霊的風習などにも特異性があり、それらが現在でもよく保存され、特色ある景観を見せている。◇英名はBassari Country: Bassari, Fula and Bedik Cultural Landscapes

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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