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バーダーミ Bādāmi

世界大百科事典 第2版の解説

バーダーミ【Bādāmi】

インド南西部,カルナータカ州北部の村落で,かつてはバーターピVātāpiと呼ばれて初期チャールキヤ朝の都として栄えた。南の丘の北斜面に四つの石窟があり,東端の第4窟がジャイナ教窟,他はヒンドゥー教窟である。最も規模の大きい第3窟に578年開掘の刻文があり,第1,2両窟もほぼ同時代である。壁面の神話図などの高浮彫や列柱持送りのミトゥナ像はしなやかで力強く,天井にもすぐれた浮彫がある。第3窟軒下の宮廷の情景を描いた壁画断片も貴重である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バーダーミ
ばーだーみ
Badami

インド南部、カルナータカ州中北部の都市。ガダグの北65キロメートル、西ガーツ山脈東麓(とうろく)に位置し、ガダグから鉄道が通じる。人口2万5851(2001)。6世紀から8世紀なかばにかけてカルナータカ地方を支配した前期チャールキヤ朝の都として発達した。町の南部には、この時代に岩山をくりぬいてつくられた四つの石窟(せっくつ)寺院がある。[中山晴美]

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世界大百科事典内のバーダーミの言及

【チャールキヤ朝】より

…インドのデカン地方に覇をとなえた王朝で,いくつかの系統に分かれる。主要な系統はバーダーミBādāmi,カルヤーニKalyāṇi,東チャールキヤの三つで,前2者を併せて西チャールキヤ朝と呼ぶ場合もある。 バーダーミのチャールキヤ朝(前期西チャールキヤ朝)は,プラケーシン1世Pulakeśin Iによって6世紀半ばにバーダーミを都として始められ,8世紀中葉まで存続した。…

※「バーダーミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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