バートン リヒター(英語表記)Burton Richter

現代外国人名録2012の解説

バートン リヒター
Burton Richter


国籍
米国

専門
物理学者

肩書
スタンフォード大学教授・線型加速研究所名誉所長 米国科学アカデミー会員〔1976年〕;米国芸術科学アカデミー会員

生年月日
1931/3/22

出生地
ニューヨーク市ブルックリン

学歴
マサチューセッツ工科大学〔1952年〕卒

学位
Ph.D.(マサチューセッツ工科大学)〔1956年〕

経歴
1956年スタンフォード大学高エネルギー物理研究所に入り、’59〜63年同大助教授、’63年より同大線型加速研究所(SLAC)に在籍する。’63〜67年同大準教授となり、’67年には同大教授に就任、また’82〜84年にはSLAC技師長となり、’84年からSLAC所長をつとめ、’99年より名誉所長。同大の電子線型加速器を用いた、ガンマ線による電子対創成の研究や、量子電気力学が10のマイナス13乗センチメートルまで成立することの発見などの研究のみならず、加速器の設計・計画にも尽力した。有名な電子・陽電子ビームの衝突装置SPEARの建設を指導し、’72年に運転開始した同装置を用いて、’74年にはいわゆる“重い”質量をもつ新粒子プサイを発見する。同粒子は同年にS.ティンにより独立発見され、Jと命名されたため、J/プサイ(ψ)と呼ばれ、’76年にこの発見でティンとともにノーベル物理学賞を受賞した。この間’74〜76年にはジュネーブのCERNなど他機関でも研究するなど業績が多く、’63〜89年の間の論文は300を超える。

業績
素粒子J/プサイの発見〔1974年〕

受賞
ノーベル物理学賞〔1976年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報