バーンジョーンズ

デジタル大辞泉 「バーンジョーンズ」の意味・読み・例文・類語

バーン‐ジョーンズ(Edward Coley Burne-Jones)

[1833~1898]英国画家ラファエル前派に属し、整然とした構図と華やかな色彩による夢幻的画風を示した。作「黄金の階段」など。

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精選版 日本国語大辞典 「バーンジョーンズ」の意味・読み・例文・類語

バーン‐ジョーンズ

(Sir Edward Burne-Jones サー=エドワード━) イギリスの画家。ラファエル前派を代表する一人。ロマンティックな主題を装飾的画風で描く。ステンドグラスタペストリー下絵多い。(一八三三‐九八

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改訂新版 世界大百科事典 「バーンジョーンズ」の意味・わかりやすい解説

バーン・ジョーンズ
Edward Coley Burne-Jones
生没年:1833-98

イギリスの画家,装飾家。バーミンガムに生まれ,聖職者になるためオックスフォードのエクセター・カレッジに入り,ここで生涯の友W.モリスに会う。ラスキンラファエル前派に強い影響を受け,1856年画家への転向を決意。ロセッティに私淑し,初期には彼の画風をそのまま受け継ぐが,しだいにマンテーニャ,ボッティチェリ等を手本とし,また中世的なロマン主義に根ざした神話や伝説をテーマとして,夢幻的な独自の世界を築く。77年以降,内外ともに名声を確立し,後期ラファエル前派の中心的画家となる。モリス商会のためにステンドグラス,タピスリー等の下絵を描き,またケルムスコット・プレス挿絵も手がけている。
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