デジタル大辞泉 「ビデオテープ」の意味・読み・例文・類語 ビデオテープ(videotape) 1 テレビの画像と音声とを記録する磁気テープ。録画テープ。2 「ビデオテープレコーダー」の略。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ビデオテープ」の意味・読み・例文・類語 ビデオ‐テープ 〘 名詞 〙 ( [英語] videotape )① 映像や音声信号を記録するための磁気テープ。録画テープ。VT。[初出の実例]「いまビデオテープの研究を組織的にやっているのはアメリカに三社ある」(出典:マイクのたわごと(1955)〈平井常次郎〉旅行手帳の落穂ひろい)② 「ビデオテープ‐レコーダー」の略。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ビデオテープ」の意味・わかりやすい解説 ビデオテープ 音声ならびに画像を記録,再生するための磁気テープ。画像の記録と再生の装置をビデオテープレコーダーといい,VTRと略称。1952年アメリカのビングクロスビー研究所が初のビデオテープを開発。その後,放送用など業務用は1960年代初頭に開発されていたが,家庭用のビデオテープは,1969年からのVTRの開発と販売をうけて普及してきた。テープ幅には1インチ,3/4インチ,1/2インチ,8mmの種類がある。固定磁気ヘッド式のテープレコーダーと異なり,画像記録は音声の200倍以上の帯域が必要なため,二つの回転磁気ヘッドにより,テープを斜めに走査し記録する。家庭用の1/2インチVTRにはベータ(β)とVHSの二つの規格があり,両者はカセットサイズや記録方式などが異なるため互換性はなく,現在ではVHSが圧倒的なシェアを占めている。テープ幅8mmの8ミリビデオは,カセットサイズ,録音時間,記録方式などの基準が国内外127社によって規格が統一された。小型・軽量で,カメラと再生機の一体型も開発され,ビデオカメラではすでに主流となり,ビデオテープレコーダーでも1/2インチビデオに代わるものと期待されている。→関連項目磁気テープ|磁気録音|スローモーションビデオ|テレビジョン|ビデオテープレコーダー|ビデオパッケージ|VTR|録画 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報