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ビレル・コトレの王令 ビレルコトレのおうれいOrdonnance de Villers‐Cotterêts

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世界大百科事典 第2版の解説

ビレルコトレのおうれい【ビレル・コトレの王令 Ordonnance de Villers‐Cotterêts】

フランス国王フランソア1世が,1539年8月30日,パリの北東約75kmの小都市ビレル・コトレで発布した王令。絶対王権の樹立へと向かうにつれ王権の立法活動が活発になるが,この王令はその端緒となった重要なものである。大法官ポアイエGuillaume Poyerにより起草され,国政全般にわたり全192条に及ぶ詳細な規定を設けている。改正点としてとくに注目されるのは,王権による言語の統一と戸籍制度の法制化であり,いずれも王権による支配の貫徹をはかったものである。

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世界大百科事典内のビレル・コトレの王令の言及

【フランス】より

…単に政治や経済の領域にとどまらず,社会のあらゆる面で,規律の強化が図られた。言語についてはすでに,1539年のビレル・コトレの王令によって,裁判記録にフランス語を用いることが義務づけられていたが,これは一つには,中世以来の普遍主義の象徴であるラテン語の使用を排除することを通じて,国民国家としての自立性を主張し,他方では,南フランスのオック語をはじめ,各地に生き続ける地域語の使用を禁じてフランス語を国家の言語として強制する,王権の意思を表明したものである。1635年に設立されたアカデミー・フランセーズは,言語の規格化をいっそう推進することになった。…

※「ビレル・コトレの王令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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