フィランソロピー(読み)ふぃらんそろぴー

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

フィランソロピー

企業による社会貢献活動の総称。フィランソロピーは、アメリカでは個人や企業による社会貢献活動や、寄付行為に対する呼称として定着している。一方、日本ではフィランソロピーは「博愛主義」や「慈善」と訳され、企業による公益活動のみを味することが一般的である。フランス語由来の「メセナ」と意味が混同されやすいが、メセナは企業による芸術、文化への支援活動をさし、フィランソロピーは企業の社会的な公益活動全般を指す。フィランソロピーには、企業による従業員のボランティア活動への支援、従業員が行った寄付に応じて企業も寄付を行なうマッチングギフトなど、メセナよりも多種多様の社会貢献が含まれる。

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大辞林 第三版の解説

フィランソロピー【philanthropy】

〔慈善の意〕
企業などによる社会貢献活動。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィランソロピー
philanthropy

文化や福祉の支援活動など民間企業が行なう社会的な公益活動。フィランソロピーは博愛,慈善の意。欧米では企業の利益の一部は社会に還元するのは当然という考え方があり,税引き前利益の1%をフィランソロピーの目途としている。特にアメリカではこれが 1.6%にも上っているのに対し,日本では 0.3%にすぎない。しかも日本の企業の寄付や資金提供は,自社広告などの見返りを期待したものが多い。この点が経済大国でありながら「文化発展途上国」といわれるゆえんであるが,近年,経団連も利益の1%を社会への貢献に寄付する「1%クラブ」運動を推進しており,社会貢献のための部署を設ける企業も出てきた。

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