フィルヒナー(英語表記)Filchner, Wilhelm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィルヒナー」の意味・わかりやすい解説

フィルヒナー
Filchner, Wilhelm

[生]1877.9.13. ミュンヘン
[没]1957.5.7. チューリヒ
ドイツ探検家。 1903~05年チベット東部探検を指揮。 11~12年ウェッデル海,南極大陸を探検,フィルヒナー棚氷発見。 26~28,34~38年にチベット,39~40年はネパールに行き,地磁気記録主著に"Das Kloster Kumbum in Tibet" (1906) ,"Ein Forschnerleben" (50) がある。

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百科事典マイペディア 「フィルヒナー」の意味・わかりやすい解説

フィルヒナー

ドイツの探検家,地理学者数度にわたり中央アジア,チベット等を探検し,諸方に地磁気観測所を設けた。1911年―1912年には南極探検を指揮した。

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