フジタ(英語表記)Fujita Corporation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フジタ」の意味・わかりやすい解説

フジタ
Fujita Corporation

建設会社。1910年広島市に土木建築請負業を目的に藤田組として創業。1937年本社を東京に移すと同時に改組して広島藤田組を設立。その後,1942年藤田組,1971年フジタ工業を経て,1990年にフジタとなる。2002年会社分割して建設事業をフジタに,不動産事業をエー・シー・リアルエステートに継承させた。2005年エー・シー・リアルエステートは東京地方裁判所に民事再生手続開始を申し立て倒産した。フジタは 2009年有限会社フジタ・ホールディングスの完全子会社となったのち,2013年フジタ・ホールディングスによる全株式譲渡により大和ハウス工業の完全子会社となる。2015年大和小田急建設を吸収合併。首都圏中心の再開発事業に強い。環境技術開発にも積極的である。

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百科事典マイペディア 「フジタ」の意味・わかりやすい解説

フジタ[株]【フジタ】

都市再開発に強い準大手ゼネコン。1910年藤田一郎・定市兄弟が広島市で創業。1937年広島藤田組として設立。1942年に藤田組,1971年にフジタ工業,1990年に現社名に改称。積極主義で成長し,特許件数も多い。建築主体で,船橋ららぽーとや大宮駅西口の再開発など首都圏中心の都市再開発に強い。レジャー分野にも意欲的。学生重役制度やボーナス休暇制度等,ユニークな人事政策でも知られるが,1990年代後半からは業績不振が続き,銀行から債務免除を受けるなど経営再建に取り組んでいる。本社東京。2011年資本金140億円,2011年3月期売上高2414億円。
→関連項目藤和不動産[株]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「フジタ」の解説

フジタ

正式社名「株式会社フジタ」。英文社名「Fujita Corporation」。建設業。平成14年(2002)「株式会社ACリアルエステート(旧株式会社フジタ)」から建設事業部門を継承し設立。本社は東京都渋谷区千駄ケ谷。大和ハウスグループの建築・土木会社。主力は建築。都市再開発などに実績。東京証券取引所第2部旧上場。平成21年(2009)フジタ・ホールディングスによる完全子会社化にともない上場廃止、同25年(2013)より大和ハウス工業子会社。

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