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ブドウトラカミキリ Xylotrechus pyrrhoderus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブドウトラカミキリ
Xylotrechus pyrrhoderus

鞘翅目カミキリムシ科。体長9~14mm。体は細長く黒色で,前胸と小楯板は赤色,上翅に黄色の2横帯がある。触角は短く,上翅の中央部に達しない。成虫は夏から秋にかけて出現する。幼虫ブドウの茎に穿孔して害を与える。本州,四国,九州,朝鮮,中国に分布する。

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百科事典マイペディアの解説

ブドウトラカミキリ

カミキリムシ科の甲虫の1種。北海道を除く日本,朝鮮,中国に分布。体長12mm内外。黒色で,前翅基部にX形の黄紋があり,前胸背は赤色。成虫は夏に出現。幼虫はブドウの茎に食い入り,ときに加害樹の一部を枯死させることがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブドウトラカミキリ
ぶどうとらかみきり / 葡萄虎天牛
[学]Xylotrechus pyrrhoderus

昆虫綱甲虫目カミキリムシ科に属する昆虫。本州、四国、九州のほか朝鮮半島、中国にも分布し、ブドウの害虫として知られている。体長9~14ミリ。体は長形でやや後方へ細まり、黒色であるが前胸と中胸板は赤く、前胸は球形。上ばねは根元近くに小楯板(しょうじゅんばん)の直後を頂点として、両側縁に達する平たい三角の黄色紋があり、中央後方にも黄帯紋がある。成虫は7~10月ごろ現れる。幼虫はエビヅルなどにも加害する。[中根猛彦]

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世界大百科事典内のブドウトラカミキリの言及

【トラカミキリ】より

…孵化(ふか)した幼虫は樹皮下を食べ,生育するにつれて材部へ穿孔(せんこう),幼虫で越冬,翌年の5月ころ蛹化(ようか),次いで成虫となる。 同属のブドウトラカミキリX.pyrrhoderusはブドウ類の枯れたつるや枯れた巻きひげの根もとなどに産卵。幼虫は樹皮下を食べてつるを枯らすため害虫として知られる。…

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