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プロシア改革 プロシアかいかくPreussische Reformen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロシア改革
プロシアかいかく
Preussische Reformen

プロイセン改革,シュタインハルデンベルクの改革とも呼ばれる。 1806年のイェナの敗戦 (→イェナ=アウエルシュテットの戦い ) を契機として,07~15年にプロシアで行われた行政,社会,軍事,文教の改革。 K.シュタインが指導し,07年 10月身分的差別の撤廃,土地売買の自由,農民の世襲隷属制の廃止などの農民解放が行われ,さらに 11年に K.ハルデンベルクにより「農民調整令」が発布されたが,実施されたのは 16年で封建的性格は多分に残った。 08年 11月には,絶対王政下で奪われていた諸都市の自治を,民主的な原理に立って再建することを目標とする都市条令が公布された。また内務,財政,外務,軍事,司法の5大臣を中心とする行政制度改革が実施される予定であったが,シュタインの辞職により公布されず,10年 10月にハルデンベルクにより実施されたが,彼自身が外務,内務,財政を兼任したため,実質上は独裁政治となり,シュタインの構想である国民代議制実現にはほど遠いものであった。 14年6月より一般兵役義務制度が施行され,10年 10月には W.フンボルトの尽力でベルリン大学が開設された。またペスタロッチの思想に基づく小学校制度の改革が行われ,10年の一般営業法の公布により営業自由の原則が確立され,これに続きツンフト制や,関税,消費税が廃止された。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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