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プロセス平版 プロセスへいはんprocess offset

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロセス平版
プロセスへいはん
process offset

写真製版による多色平版のことをさす。技術用語として確定している言葉ではなく,むしろ印刷界特有の慣用語。 1920年にアメリカから輸入され,HBプロセスといわれたもので,原理的にはカラー印刷とまったく同じである。色彩原稿からフィルタを通して黄 (イエロー) ,紅 (マゼンタ) ,藍 (シアン) の三色分解ネガをつくり,これを修正しながら,網ポジ平凹版にするか,または網ネガで卵白版にするかして,印刷機上で3色に墨版 (ブラック) を加えて刷合せ,原稿の色彩を再現する。色彩印刷の主流になった理由は,原色版印刷に比べて製版が安価で,しかも版材の発達から,シャープな複製が可能となったためである。

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百科事典マイペディアの解説

プロセス平版【プロセスへいはん】

カラー写真の製版法の一つ。原稿を製版カメラによって色分解する点では原色版などと同じだが,修整を写真工程の中(ポジの段階)で行い,プロセス平版をつくる。印刷はオフセット印刷が一般的。
→関連項目多色印刷

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大辞林 第三版の解説

プロセスへいはん【プロセス平版】

カラー原稿を写真製版やカラー-スキャナーを用いて、赤・藍あい・黄・墨の四色に色分解し、多色印刷用の平版を作ること。また、その版。多色平版。

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