コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヘルマフロディトス

4件 の用語解説(ヘルマフロディトスの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ヘルマフロディトス

ギリシア神話の両性具有神。ヘルメスアフロディテの合成語。オウィディウス転身物語》によれば,ニンフサルマキスと一体となって両性をそなえることになったという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ヘルマフロディトス【Hermaphroditos】

ギリシア神話の男女両性をそなえた神。ヘルメスHermēsとアフロディテAphroditēの合成語。オウィディウスの《転身物語》によれば,ヘルメスとアフロディテの息子で,泉のニンフ,サルマキスSalmakisに恋され,彼女と一体となったため,男女両性をそなえることになった,と説かれる。 美術作品としては,すでに前4世紀中ごろから立像のヘルマフロディトスが作られ(パリ,ビブリオテーク・ナシヨナル),最古のタイプと考えられている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ヘルマフロディトス【Hermaphrodītos】

ギリシャ神話で、男女両性をそなえた神。美術作品では乳房をもつ青年、男根をもつ女性として表現される。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヘルマフロディトス
ヘルマフロディトス

両性具有」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のヘルマフロディトスの言及

【ヘルメス】より

…その後,ゼウスはわが子のこうした才をめでて,彼をみずからの使者,また地下の両神ハデスとペルセフォネの使者として,死者の霊魂を冥府へ導く役に任じたという。 かくして彼は,イオの見張りをしていた百眼の怪物アルゴスを殺し,美を競ったヘラ,アテナ,アフロディテの3女神をイダ山中のパリスのもとへ案内し,カリュプソの島からオデュッセウスを船出させるなどして,ゼウスの意向を伝達あるいは実行に移したほか,一部の伝承によれば牧神パン,愛の神エロスの父となったとされ,またヘレニズム時代以降に流布した神話では,アフロディテとの間に男女両性をそなえた神ヘルマフロディトスをもうけたと語られている。ヘルメスはたぶん,豊穣多産を祈って畑や牧場の境や路傍に立てられたヘルマイと称する石柱(上部が男の頭,その下の角柱の中央部に起立した陽物がついたもので,〈ヘルメス柱〉とも呼ばれる)に由来する神であったらしく,豊穣神から富と幸運の神に発展した彼は,商業,盗み,雄弁,競技などの守護神となる一方,ヘルマイが道標の役割をも果たしていたところから,道路,旅人の守護神ともなり,人間に最も親しい神のひとりとしてあがめられたものと考えられる。…

※「ヘルマフロディトス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ヘルマフロディトスの関連キーワードヒュギエイアボレアス両性具有ギリシャ神話双成り《ギリシア神話》ヘレナ(ギリシア神話)ラドン(ギリシア神話)カイロン(キローン)キローン

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone