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ベルナーリ Bernari, Carlo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベルナーリ
Bernari, Carlo

[生]1909.10.13. ナポリ
[没]1992. ローマ
イタリアの小説家。本名 Bernard。ファシズム全盛の 1930年代に労働者を主人公にした社会批判的小説をリアリズムの手法で書いたことから,しばしばネオレアリズモ文学の先駆者と称せられる。主著『3人の労働者』 Tre operai (1934) ,『ナポリ,戦争と平和』 Napoli guerra e pace (1945) ,『ベズビオ山とパン』 Vesuvio e pane (1952) ,『不確かな理由で』 Per cause imprecisate (1965) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベルナーリ
べるなーり
Carlo Bernari
(1909―1992)

イタリアの小説家。本名はベルナールBernard。第一次世界大戦の混乱期からファシズムの台頭、労働運動の衰退という社会・政治状況と自己の体験を重ねながら、3人の青年の運命を描いて、ネオレアリズモ文学の先駆的作品の一つといわれる『3人の工員』(1934)でデビュー。ほかに混沌(こんとん)とした現代社会の情況を幻想的に描いた『フロントグラスの亀裂(きれつ)』(1971)、『大きなベッド』(1988)などがある。[川名公平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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