ボードセーリング(英語表記)boardsailing

翻訳|boardsailing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

セールボードで,波がなくとも帆走を楽しめるスポーツ。大型のサーフボードに一枚 (セール) を張った起倒自在のマストを固定,乗り手がセールを操作しながら体重の移動でコースを制御する。はない。アメリカ合衆国のホイル・シュバイツァーとジム・ドレークが考案,1968年に「ウインドサーファー」の商標名でボードを販売した。マストの基部を自由に回転できるユニバーサルジョイントなどの改良が加えられた。 1973年に初の世界選手権大会が開催され,急速に普及した。レース形式と採点形式の競技方法がある。 1984年のロサンゼルス・オリンピック競技大会からオリンピック競技大会のヨット競技種目として採用された。日本には 1972年に紹介され,1982年には賞金のかかった大会が始まり,プロ選手が登場した。

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知恵蔵の解説

1968年、カリフォルニア(米)のホイル・シュワイツァーがヨットサーフィンの特徴を合体させて作り上げたのが起源とされる。ウインドサーフィンとも呼ばれる。競技はヨット競技のルールに準じてロングボードを用いるレガッタ・レースと、ハワイを中心にショートボードを用いて独自に進化したウエーブパフォーマンスを主体とするフリースタイル・コンペティションに大きく分かれる。五輪では、第23回(ロサンゼルス)大会からヨット競技の一種目として採用され、当初は大会ごとに艇種が替わっていた。アトランタ大会からはミストラル・クラスの競技となったが、北京五輪から再び大きく変更される。また500mの直線コースでのスピード記録競争も行われており、2005年4月には最高速度48.70ノツト(90.2km/h)を記録している。

(吉田章 筑波大学教授 / 2007年)

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百科事典マイペディアの解説

1970年,米国で考案された水上スポーツ。ウィンドサーフィン(商標)とも。サーフボード(サーフィン参照)に帆をつけたもので,ヨットと違いマストは固定せず,ユニバーサルジョイント(自在継手)を使っているので自由に回転して風をとらえることができる。日本には1973年に導入され,安価なことと構造の簡易さとで急速に愛好者が増えた。競技としてはスピード,テクニックなどを競うものがあり,1984年のロサンゼルスオリンピックからセーリング競技の種目として正式に採用。女子は1992年のバルセロナオリンピックより正式に採用。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (boardsailing) 大形のサーフボードに帆を張り、風を利用して進むスポーツ。ウインドサーフィン。

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