デジタル大辞泉
「自在継手」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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自在継手 (じざいつぎて)
universal joint
ユニバーサルジョイントともいう。2軸が同一直線上になく,交差する場合に用いられる軸継手。もっとも一般的なものは図1に示すような構造のもので,これはフック形軸継手またはカルダン形軸継手と呼ばれる。自動車の前部に設置したエンジンから後部の動輪を駆動する場合のように,被駆動部が動力源に対して使用中に絶えず動揺しているような場合に用いられるが,軸の途中に1組だけ使用すると回転速度にむらが出る性質があるので,この悪影響を打ち消すために,軸の途中に通常2組使用する。自在継手には,このほか,球を介して2軸を継ぐ玉形自在継手(図2)や,回転速度にむらの出ないようにしたものもある。
執筆者:北郷 薫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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自在継手【じざいつぎて】
ユニバーサルジョイントとも。2軸が一直線上になく交差する場合に用いる軸継手。回転中,上下・左右に屈曲できる。両軸端をふたまたにし十字形のピンで結合したフック形軸継手(カルダン形軸継手),球関節による玉形自在継手などがある。
→関連項目空間リンク装置|たわみ軸|ボードセーリング
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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自在継手
じざいつぎて
universal joint coupling
回転する2軸の交わる角度をある範囲内で自由に変えられる軸継手。 (1) 不等速型自在継手 フック継手またはカルダン型 (軸) 継手と呼ばれるものがある。軸の端部を二叉にして,その間に十字形金具を入れた構造のものを2個用い,中間軸を介して等速になるようにする。 (2) 等速型自在継手 4個のボール機構を用いたベンディクス型 (軸) 継手が代表例。等速運動になり,回転力も変化しないが,軸には曲げ荷重が働く。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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