ボールダー(英語表記)Boulder

デジタル大辞泉 「ボールダー」の意味・読み・例文・類語

ボールダー(Boulder)

米国コロラド州中北部の都市ロッキー山脈東麓標高1632メートルに位置する。古くから山岳保養地として知られ、現在は航空宇宙産業が盛ん。スポーツ選手の高地トレーニングに利用される。コロラド大学が所在ボルダー。ボウルダー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボールダー」の意味・わかりやすい解説

ボールダー
Boulder

アメリカ合衆国,コロラド州北東部の都市。ロッキー山系のフロント山脈東麓の標高 1633mの高地にあり,デンバー北西 48kmに位置する。 1858年砂金が発見され,集落発達。北西部のネーダーランドはタングステンを産し,20世紀初期にはアメリカの産出額の大部分を占めた。 61年創立のコロラド大学が町の発展に貢献。 1950年代から中央政府の大規模な産業教育施設群が設立され,ボールダーは学術と環境研究の中心となった。太陽活動観測センター,国立大気研究所などがある。ロッキー山岳国立公園,ボールダー峡谷などの景勝地があり,観光の基地。人口8万 3312 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボールダー」の意味・わかりやすい解説

ボールダー
ぼーるだー
Boulder

アメリカ合衆国、コロラド州中北部の都市。ロッキー山麓(さんろく)の海抜1632メートルに位置する。人口9万4673(2000)。山岳景勝地に囲まれ、古くからリゾート地として開けたが、工業も発達する。とくに航空・宇宙関連産業の進出が顕著で、研究・開発が盛ん。近くにはロッキー・マウンテン国立公園をはじめ、アラパホー氷河や市立のいくつかの公園があり、豊かな自然に恵まれ、市民行楽地として人気を集めている。コロラド大学(1877創立)の所在地でもある。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android