ボーンデジタル(読み)ぼーんでじたる(その他表記)born digital

デジタル大辞泉 「ボーンデジタル」の意味・読み・例文・類語

ボーン‐デジタル(born digital)

《bornは生まれつきの意》初めからデジタルデータとして作成されたコンテンツ。主にデジタルアーカイブ分野で使われる用語で、古文書書籍絵画・写真・レコード・フィルムといったアナログ素材をデジタル化したデータではなく、作成された時点ですでにデジタルデータとなっている文書・画像・音楽動画などをさす。→デジタルファースト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「ボーンデジタル」の解説

ボーンデジタル

作成,発生当初からデジタル形式で記録され,印刷されたメディアを持たず,電子メディアによってのみ作成され流通する情報をいう.冊子体が刊行されず,電子体のみが発行される電子ジャーナル電子書籍,多くのウェブサイトが該当する.ボーンデジタルにおいては情報の検索や管理を可能にする適切なメタデータ付与や長期的観点に立ったデジタル情報保存体制の構築が不可欠である.電子ジャーナルについては電子ジャーナル・アーカイブの構築による永続的保存が行われている.また,ウェブサイトなどに関しても国立図書館などでの保存の取組が開始されている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む