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マクスウェルの応力 マクスウェルのおうりょくMaxwell's stress

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マクスウェルの応力
マクスウェルのおうりょく
Maxwell's stress

電場または磁場が存在している空間 (真空中あるいは媒質中) で考えられる電磁気的な応力。この考えは,応力を受けてひずんだ弾性体から得られたもので,M.ファラデーにより始められ,次いで J.C.マクスウェルにより理論的に完成された。弾性体が応力を受けるとひずみのエネルギーがたくわえられるのと同じように,空間に電場が生じるとマクスウェルの応力により空間に電気的なひずみが生じ,エネルギーがたくわえられる。すなわち,誘電率をεとすると,電場の強さが E であるところでは電気力線の方向に εE2/2 の張力,それに垂直な方向に εE2/2 の圧力があるとみなし,この張力,圧力を総称してマクスウェルの応力という。磁場についても同じように考えられ,広く電磁気的ひずみについての現象を説明することができる。この考えは電磁気的作用が順次に空間を介して伝わるという近接作用説のよりどころとなった。

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法則の辞典の解説

マクスウェルの応力【Maxwell stress】

電磁場のある空間中におかれた電荷密度および電流密度に働く体積力は,その体積を囲む閉曲面にかかる二階テンソルの形で表現した応力と見なすことができる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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