ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
マラエ
Marae
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…総面積約900km2,人口約9000。多くのマラエ(石造の宗教遺跡)があり,考古学上の関心を呼んでいるが,東部に残されたマラエはハワイやタヒチ内陸部との共通性を示し,トンガ諸島やサモア諸島のものとは異なる。1929年アマヌ島でサンゴにおおわれた4門の大砲が発見されたが,オーストラリアの歴史学者ランドンR.Langdonは,これらの大砲を1526年にこの海域で遭難したスペイン快速帆船サン・レスメス号のものと考え,この船の生残りがポリネシア人女性と結婚し,ニュージーランドやイースター島を含むポリネシアの島々に広がって大きな文化的影響を与えたと主張した。…
…長さ8km,幅4kmの島にはヒロ山(約440m)がそびえ,島の周囲はサンゴ礁に囲まれている。古いマラエ(石造の宗教遺跡)や,イースター島のものに似た石像があることでも知られる。ラパ島(人口約400)は,イースター島の別名ラパ・ヌイ(大ラパ)と区別するためラパ・イティ(小ラパ)とも呼ばれる。…
…部族間の戦争が多く,負けた部族は奴隷になった。ポリネシアに共通のマラエと呼ばれる聖地あるいは集会場が村落生活の中心で,戦争ではパpaという砦に戦士がたてこもった。首長も兼ねた聖職者は,さまざまのタプtapu(禁忌)を定め,法律や警察の役割を果たした。…
※「マラエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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