トゥアモトゥ諸島(読み)トゥアモトゥしょとう(英語表記)Îles Tuamotu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥアモトゥ諸島」の意味・わかりやすい解説

トゥアモトゥ諸島
トゥアモトゥしょとう
Îles Tuamotu

南太平洋,フランス領ポリネシアに属する島群。南緯 14°~23°,西経 134°~149°に散在する。 78の島から成るが,サンゴ島であるマカテア島,ティケイ島以外は環礁である。タヒチのポマレ王家の属領であったが,1880年からフランス領。ココヤシ,タコノキなどが生育。マカテア島は行政上デュバン諸島に属し,リン鉱石を採掘していたが 1966年に閉山。残りの島々ガンビエ諸島とともにトゥアモトゥ=ガンビエ行政地区を構成。アパタキ環礁 (タヒチ北東 400km) は行政中心地で,真珠養殖が行われる。最大の島で空港があるランギロア島以外はタヒチ島への人口流出傾向がみられる。人口1万 1754 (1988) 。

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