コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マラーター

2件 の用語解説(マラーターの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

マラーター

一般にはインド半島のゴアからボンベイムンバイ)市さらにナーグプル近辺にまで分布するマラティ語を使用する住民をいう。歴史的には,17世紀の英雄シバージーの建てたマラーター王国とその住民をさす。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

マラーター【Marāṭhā】

インド西部マハーラーシュトラ地方住民のこと。一般には次の三つの異なった意味で使用される。同地方の外部からはマラーティー語を母語とする人々の総称として用いられ,地方内では最大の単一カースト集団の呼称である。またシバージーを開祖とし17世紀後半からこの地を中心に勢力を拡大した一大ヒンドゥー王国の名称としても使われる。最も普通には第2のマラーター・カーストを意味し,これに関して,かつて旧ボンベイ州の広範な社会調査を行い《ボンベイの部族とカーストThe Tribes and Castes of Bombay》(3巻,1920‐22)を著したR.E.エンソーベンは,それを(1)シバージー自身のサブ・カースト(カーストがさらに細分化したもの)で,王侯,将軍,地主を中心とした〈真正マラーター〉,(2)耕作農民かつ一般兵士の〈クンビー〉,(3)園芸師,壺作師など12の職人カースト(いわゆるバーラーバルート)に3分類している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のマラーターの言及

【マハーラーシュトラ[州]】より

…州都はボンベイ(ムンバイー)。州名は〈マラーターの国〉の意で,歴史地名としてはデカン高原北西部のうち,ゴーダーバリー川上流域とクリシュナー川上流域との間の地帯をいう。歴史は古く,前1~後3世紀のサータバーハナ朝,8~10世紀のラーシュトラクータ朝,12~14世紀のカーカティーヤ朝,14~16世紀のバフマニー朝などは,いずれもここを根拠地とした。…

※「マラーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

マラーターの関連キーワードカターカリハートランドボンベイマハービーラマハーラージャマラータマハラジャワイアシュトラースマハーラージャ殺し

今日のキーワード

プレミアムフライデー

経済産業省と日本経済団体連合会などの経済界の団体が個人消費を喚起するため、毎月末の金曜日に午後3時をめどに仕事を終えるよう企業に対応を呼びかけるキャンペーンの名称。2016年12月12日、政府と経済界...

続きを読む

コトバンク for iPhone