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マングース マングース mongoose

翻訳|mongoose

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デジタル大辞泉の解説

マングース(mongoose)

ジャコウネコ科の哺乳類のうち、小形の一群の総称。アフリカインド東南アジアに分布し、ネコイタチともいう。ふつうはインドマングースをさし、体長約45センチ、尾も同じくらい長く、灰褐色。インドからアラビア半島にかけて分布。夜間に活動し、ネズミ・蛇などを捕食する。明治末、沖縄にハブ退治のため移入された。

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百科事典マイペディアの解説

マングース

ネコイタチとも。食肉目ジャコウネコ科の哺乳(ほにゅう)類37種の総称,またはハイイロマングースをさす。体長18〜65cm,尾12〜53cm。体は細長く,四肢は短い。
→関連項目帰化動物

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世界大百科事典 第2版の解説

マングース【mongoose】

イタチに似るが吻(ふん)がとがり,四肢が長く,ネコイタチの別名がある。食肉目ジャコウネコ科マングース亜科およびマラガシーマングース亜科の哺乳類の総称(イラスト)。アジア南東部から南部を経て,アフリカおよびマダガスカルに広く分布し,マングース亜科Herpestinae(英名mongoose)にはおよそ13属32種,マラガシーマングース亜科Galidiinae(英名Malagasy mongoose。マラガシーはマダガスカルの意)に4属4種がある。

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大辞林 第三版の解説

マングース【mongoose】

食肉目ジャコウネコ科のうち、約30種を示す総称。アフリカ・インド・東南アジアに分布。ネコイタチ。
のうち、特にインド産の汎存種を指す。頭胴長45センチメートルほどで、尾も同じくらいの長さ。毛は柔らかく、暗赤褐色の霜降り状。ヘビ・ネズミ・トカゲ・小鳥などを食う。アラビアからインド・アッサムに分布。毒蛇・鼠駆除の目的で沖縄島や奄美大島などに移入されたが、生態系に影響を与えている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マングース
マングース

インドマングース」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マングース
まんぐーす
mongoose

広義には哺乳(ほにゅう)綱食肉目ジャコウネコ科のマングース亜科とマラガシーマングース亜科に属する動物の総称で、狭義にはそのうちの1種をさす。ネコイタチともいう。マングース亜科Herpestinaeは13属27種からなり、会陰部ににおいを出す臭腺(しゅうせん)がない。マラガシーマングース亜科Galidiinaeはマダガスカル島に固有の4属4種からなり、乳頭が1対しかなく、一部のものには臭腺がある。
 マングースの大きさは、頭胴長24センチメートルのミナミコビトマングースHelogale parvulaから、58センチメートルのシロオマングースIchneumia albicaudaまで変化に富む。前・後足に4本または5本の指があり、つめは引っ込めることができない。多くの種にはジャコウネコのような鮮やかな斑紋(はんもん)がなく、耳介が小さい。マダガスカル島、アフリカからインドを経て、東南アジアに広く分布し、森林、疎林、サバンナ、半砂漠などにすむ。多くは地上生であるが、ときに水生や樹上生のものもある。また、群れをつくって生活する種や、単独生活する種などがある。潜水や水泳が巧みなカニクイマングースHerpestes urva、背に縞(しま)模様があるシママングースMungos mungo、小形のコビトマングース属Helogaleなどが含まれる。
 狭義にマングースとよばれるのはインドマングース(ハイイロマングース)Herpestes edwardsiで、アラビア半島からネパール、インド、スリランカに分布する。中形で、頭胴長45センチメートル、尾もほぼ同長、体背面は灰色または灰褐色をしている。前・後足に5指があり、前足に鋭く曲がったつめがある。雑木林、耕作地、人家付近を日夜活動し、小哺乳類、小鳥、卵、ヘビ、トカゲ、カエル、魚、カニ類、昆虫、サソリなどを捕食し、ときに果実も食べる。また、家禽(かきん)を襲うこともある。隠れ場は岩の割れ目、樹洞、地面にある大きな穴などである。繁殖期以外は単独で生活する。妊娠期間は60~65日、1産2~4子を産む。コブラやハブの天敵として著名で、1910年(明治43)に沖縄本島や渡名喜(となき)島にハブ退治のために移入されたのは本種である。[吉行瑞子]

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世界大百科事典内のマングースの言及

【帰化生物】より

… 帰化動物には,人間が意識して有用な動物を移入し,帰化を図った場合と,人間がそのような意識なしに動物を移入し,偶然の機会に帰化した場合とがある。人間が意識的に帰化を図って成功したものとしては,日本には,沖縄県が毒ヘビ,とくにハブの駆除を目的として,1910年にインドから移入し渡名喜島などに放したマングース,農林省が狩猟鳥を増やす目的で,19‐20年に中国南部から移入し,東京と神奈川に放したコジュケイ,同じく30年ころから数次にわたって朝鮮から移入し,北海道日高に放鳥したコウライキジ,カの駆除を目的に台湾から移入し,東京,千葉などで野生化している北アメリカ原産のカダヤシ(タップミノー),食用に中国から移入し,利根川水系で野生化しているソウギョなどがある。 偶然に帰化したものとしては,飼育していたものが逃げ出して定着したものに,1918年ころから食用に北アメリカから移入し,各地で養殖していたが,その一部が逃げ出して各地に野生化したウシガエル,そのウシガエルの餌として30年ころ神奈川に移入して養殖していたところ,大雨による出水で逃げ出して,付近の水田などに野生化し,しだいに各地に分布を広げたといわれる北アメリカ産のアメリカザリガニ,35年ころ食用に台湾から移入したものが,小笠原,奄美,沖縄などに野生化した,アフリカ原産のアフリカマイマイなどがある。…

※「マングース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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